市ヶ谷駅東口から徒歩4分です。
【創建は太田道灌】
市谷亀岡八幡宮は、太田道灌が文明11年(1479)に、市ヶ谷門内に鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を、江戸城西方の守護神として勧請したのが始まりです。鶴岡八幡宮に対して、亀岡八幡宮と称しました。
江戸時代になって、外濠も築造に伴って、市ヶ谷の茶の木稲荷社地内に遷座しました。 これが、現在の市谷亀岡八幡宮です。
【銅鳥居】
江戸時代の文化元年(1804)に建立されたものです。
高さ約5メートル。柱の直径約50センチの大きさです。
柱には442人の寄進者の名前や職業が刻まれています。
下の写真のとおり確かにしっかり名前が刻まれていました。
銅の鳥居は新宿区内で現存する唯一のものだそうです。
「八幡宮」の額は、姫路藩15万石酒井家11代藩主酒井雅楽頭忠道が書いたものだそうです。
八の字は八幡宮の神使の鳩2羽によってつくられています。
【力石】
力石は祭礼の時などに行われる力くらべに使われました。
市谷亀岡八幡宮には8個の力石があります。
寛政6年(1794)のものが最古でその他も江戸時代後半のものと考えられているそうです。
最大の力石は百貫目(375キロ)のものです。