今日は、いままで紹介できなかったものをまとめてご紹介します。
【お江の絵馬】
安国殿の中には、ご朱印所があって、ご朱印の受付をしてくれます。
そこでは、お札や御守を販売しています。
その中に、「お江」の絵馬がありました。
かわいい「お江」が描かれています。この「お江」は港区観光協会のイメージキャラクターです。
【歴代将軍の位牌】
安国殿の中に、和宮の像があることは 2月18日のブログ「和宮像」で書きましたが、その和宮の像の隣に、歴代将軍の位牌がおいてありました。
徳川家康の画像を中心に、数多くの位牌が並んでいます。
その右手部分は、歴代将軍の位牌でした。
確認できた将軍の位牌は、次の各将軍の位牌でした。カッコ内は、将軍の院号です。
2代将軍秀忠(台徳院)
4代将軍家綱(厳有院)
5代将軍綱吉(常憲院)
8代将軍吉宗(有徳院)
10代将軍家治(浚明院)
11代将軍家斉(文恭院)
13代将軍家定(温恭院)
14代将軍家茂(昭徳院)
【カヤの巨樹】
増上寺南東端の慈雲閣の裏手にカヤの巨木があります。
目通り(地上1.5mの高さ)の直径約1.3m、樹高約25mあります。
樹齢は推定で600年を超える雄株だそうです。
増上寺建立時の記録をはじめ、現在まで、この樹について記載された文書はありません。
そのことから、この木が他から移植されたものではなく、古くからこの地に自生していたことを示すと考えられています。
カヤは全体的には80cm以下のものが圧倒的に多い樹木とのことであり、巨樹としても全国的に有数なもので、最大のもののうちの1本に数えられとのことです。