午後は雨だったそうですが、講座が始まる前は雨が降っていなくて、講座が終わって飲み会が終わった頃は雨がやんでいて、全く雨の影響がない一日でした。
昨日の講座では、「江戸の食文化」の第3章について解説しました。
第3章のタイトルは「食の発展をささえた生産と流通」ということで、江戸前の海、江戸近郊の野菜の産地、上方の酒の生産地、そして水上輸送、魚市場、野菜市場などがテーマとして取り上げられています。
幅広い内容ですが、予定した内容を、ほぼ時間通りに説明することできました。
しかしながら、説明する項目が多くて、つい詰め込みのようになるのを心苦しく思いながら講義しましたが、受講生の皆さんには、熱心に聞いていただきました。
受講生の皆さん、今回も熱心に聞いていただきありがとうございました。
今回は、少ない時間ながら、情報交換の時間ももうけ、受講生の皆さんの受験対策の工夫話なども披露していただき、大変、参考になりました。
また、模擬試験も出題し、チャレンジしていただきました。
模擬試験については、後日、ブログにもアップいたします。
また、「江戸の食文化」の中に、伊丹の「小西酒造」で江戸時代の酒を再現しているというコメントがありましたので、休憩時間には、その酒「江戸元禄の酒」(右写真)を試飲していただきました。
お酒を飲んでの講義ということで、酒好きの受講生の皆さんには大変喜ばれました。
講義の終了後は、一級合格者の関一成さんから合格体験を聞かせていただきました。
関さんは、自分の好きな分野を徹底的に勉強し自信を持つことについて、自分の得意とする歌舞伎と幕末の例を出されて強調されました。
また、「博覧強記」は基本であり、これを読み込むことの大切さについてもお話がありました。
講演後は、受講生の皆さんから質問もあり、わかりやすいお話が好評でした。
関さん、お話いただきありがとうございました。感謝申し上げます。
関さんは、 「幕末多摩・ひがしやまと」 というブログを書いていますので、ご覧になってみてください。
講義の後は、いつもの情報交換会という名の「飲み会」です。
台風が近づいているという危うい空模様の中で、講師の関さんを含めて、江戸検のお話で盛り上がりました。
今回も、お酒も飲めない女性の方も参加していただいて、本当に感謝しております。
そして、あっという間の制限時間2時間が過ぎて、最後に記念撮影です。
ご参加の皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。