日曜日には江戸城散歩に行ってきました。
曇り空でしたが、楽しく散歩することができました。
そこで、実際に江戸城を散歩して登城ルートを実感しようという企画です。
この散歩は、江戸検の勉強グループ「獏塾」のイベントとして行いました。
今回は、江戸検1級合格者の信州健児さんがガイド役をやってくださいました。
信州健児さんありがとうございました。
右写真は、中之門内の大番所前で説明を聞く参加者の皆さんです。
大手門前に集合し、大手門⇒大手三之門⇒中之門⇒中雀門⇒玄関跡⇒大広間跡と登城ルートをたどりました。
その後は、本丸跡を富士見櫓⇒松之廊下跡⇒数寄屋多聞⇒石室⇒天守台⇒西 橋門⇒梅林門⇒平川門と巡りました。
右写真は、上梅林門で石垣の刻印を探す参加者の皆さんです。
主なポイントを案内している様子をご紹介したいと思います。
大手三之門
大手三之門は、別名下乗門と呼ばれる門で、此処で御三家・日光門主以外のは駕籠を降りなくてなりませんでした。
現在は、三之門前の堀は埋め立てられてしまっています。
富士見櫓
どこからみても同じような形に見えることから「八方正面の櫓」とも呼ばれました。
明暦3年(1657)の大火で天守閣が焼失した後は、その代わりとされたといわれています。
天守台
現在の天守台跡には天和・寛永度の天守が建てられました。
寛永15年(1638)3代将軍徳川家光が建てた天守は明暦の大火で全焼してしまいました。
現在の天守台は、前田綱紀により築造されたものです。
平川門
平川門は三の丸の正門ですが、大奥への出入り口でしたので局門とも呼ばれました。
また、罪人や死者などがこの門から城外に出されたことから不浄門とも呼ばれます。
その不浄門は、帯曲輪へ通じる曲輪門を指すとも平川門全体を不浄門と言うとも言われています。
信州健児さんのおかげで、江戸城がよくわかったと塾生の皆さんに大変好評でした。
やっぱり、実際に説明付で現場をみてみると理解がすすむようです。