長崎屋は、オランダ商館長(カピタン)が江戸へ参府する際の定宿ですが、いつもは薬種問屋として商売をしていました。
長崎屋は、現在の中央通りと江戸通りの交差点の東北角にありました。JR新日本橋駅の真上の位置(新日本橋駅は地下にあります)にあたります。以前は、新日本橋駅の4番出口にプレートがあったそうですが、現在は、長崎屋があった場所に、写真のようにビルを建築中で、4番出口も現在は使用できません。
ケンペルは、 「江戸参府旅行日記」 で、長崎屋への到着を「首都の町にある中央の通りを進み、今まで通り過ぎた道と交差する50の横町のうち、とうとう最後の横町に入っていった。その手前の所の左側にある木造の鐘楼のすぐ近くに、われわれの宿舎が目に入った。そこは細い路地を通らなければ行けない奥まった家の二階であった」と書いています。ケンペルが書いている横町が「鐘撞堂新道」です。 現在の「鐘撞堂新道」は,写真の右手に見える北都銀行東京支店が目印です。
長崎屋はここにあったそうです。(青印)

