「端午」の「端」は物の「始り」という意味で、「午」は十二支の「午」です。元々「端午」は月の始めの「午」の日のことでした。
つまり、5月に限ったことではなく毎月あったということになります。しかし、後に、「午」は「五」に通じることから毎月5日となり、その中でも数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになりました。これが端午の由来です。
また、端午の節句には柏餅と粽が和菓子屋さんに一杯ならびます。柏餅が登場したのは徳川9代将軍家重~10代将軍家治の頃と言われています。柏の葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、「子孫繁栄(家系が途切れない)」という縁起をかついだものとされています。
一方、粽のほうは、中国の楚の時代の有名な詩人屈原)(前340頃~前278頃)の故事に由来する中国の古い風習だそうです。
江戸に由来する柏餅、中国に由来する粽、それぞれの由来を反映して、今でも関東では柏餅、関西では粽が親しまれています。我が家でも、5月5日は粽でなく柏餅です。

