日本橋の榮太樓總本鋪は東京メトロ日本橋駅から1分です。安政4年(1857年)に創業した老舗です。孝行息子の栄太郎が日本橋の魚河岸でで働く人々に屋台で名代「金鍔」を焼いて商いをしておりましたが、評判を呼び繁昌し、日本橋西河岸に独立店舗をひらいたのがはじめだそうです。創業以来、現在の本店のある場所で商売をしてきています。
これが名代の金鍔です。
金鍔の名前の由来が、榮太樓總本鋪のホームページに載っていて面白いので引用させてもらいます。
「昔、ある殿様が刀の鍔師に金の鍔を作るように命じました。この鍔師は悪知恵を働かせ、鍔の芯に鉛を用い外側は薄く金メッキを施したものを『金の鍔』と偽って納めました。しかし悪事は殿様に見破られ仕置きを受けたそうです。この事件から題を得て、中の餡を外に見えないように皮で薄く包み、鍔のように平たく成型した菓子を『金鍔』と名付けたといいます」 その他の説も掲載してありますが、こちらのほうがおもしろいので引用させてもらいました。
金鍔の薄い皮は小麦粉です。同じく榮太樓總本鋪のホームページによると、「江戸以来の製法は、小麦粉をこねた小さな種で餡を出来るだけ薄く包み成型し、二本の指形を付けて、胡麻油を引いた平焼鍋の上でまず両面を、次に側面を転がしながら焼きます」ということです。
榮太樓飴のセット。榮太樓飴の代表商品「梅ぼ志飴」は、南蛮渡来の有平糖(あるへいとう)色が赤く、形は切り口を指で摘むために表面にシワが寄ることから、「梅干し」に似ているとして名付けられました。梅の味はしませんが、おいしい飴です。
お店の人は、親切で写真もしっかり撮らしていただきました。これはおみやげとしてもらった「梅ぼ志飴」です。ちょっとした心配りがうれしいですね。
また、金鍔は4個入りで756円ですが、上品な甘さですばらしい味でした

