
先日、江戸検定1級合格者の人たちと参拝してきました。上野東照宮は、藤堂高虎が、自分の屋敷に、寛永4年(1627年)に造営したのが始まりです。
東照宮の社殿は、21年の1月から修理中とのことで、実物は見ることができませんでした。その替わりに、大きな写真が掲げられていました。そこで、それをパチリ。写真の唐門と本物の唐門が二重のように映りました。
これは本物の唐門です。 唐門は、慶安4年(1651年)に建築された国指定重要文化財です。柱の両側には、日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎作の「昇り龍・降り龍」の彫刻があり、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。
ところで、東照宮ですから徳川家康が祀られていますが、その他、徳川吉宗と徳川慶喜も祀られていることは今回初めて知りました。
大鳥居は、案内してくれた1級合格者の人の解説では、「奇跡の鳥居」と呼ばれているそうです。寛永10年(1633年)に建立されて以来、江戸の大火、上野戦争、関東大地震、戦災等さまざまな風雪、大火、地震にもかかわらず、現代まで、建立当時の姿をとどめているので、そう呼ばれているということでした。

鳥居の柱を良く見ると、寄進者の酒井忠世の名前が「厩橋侍従酒井雅楽頭源朝臣忠世」として確かに刻まれていました。
こちらは、お化け灯篭です。戦国武将柴田勝家の甥で、佐久間盛政の弟でもある佐久間勝之が寛政8年(1631年)に奉納したものです。高さが6.8mもあります。前に立ってくれた参加者の人と比較するとその大きさがよくわかると思います。このお化け灯篭は、勝之が奉納した京都南禅寺、名古屋熱田神宮の大灯篭を合わせて「日本三大灯篭」と呼ばれているそうです。これも参加者から説明がありました。参道両脇に整然と並んでいる石灯籠は200基以上あるそうですが、、今回はそれを丹念にみることができました。1級合格者の集まりでないとこれほど丁寧に石灯籠の寄進者を確認できることはないと思いました。
また、みんな、さまざまな知識を持っていて、参加者の質問に対して、誰かが即座に答えるという状況で、非常に理解が深まる見学会でした。みなさんお世話になりました。

