「真源寺」と言ってもピンとこないと思いますが、 「入谷の鬼子母神」と言えば、あぁそうかとおわかりになると思います。
真源寺は、東京メトロ「入谷」駅から歩いて2分です。JR鴬谷駅南口からは約5分かかります。
真源寺(しんげんじ)は、日融が万治2年(1659)に開山した法華宗本門流の寺院です。鬼子母神を祀っていて、江戸三大鬼子母神の一つ「入谷の鬼子母神」として、有名なお寺です。
鬼子母神(きしもじん)とは
鬼子母神は鬼神 般闍迦(はんしか)の妻でインド仏教上の女神のひとりです。
性質凶暴で子供を奪い取っては食べてしまう悪神であったので、釈迦は鬼子母神の末子を隠し、子を失う悲しみを実感させ改心させたといます。
以後、「小児の神」として児女を守る善神となり、安産・子育の守護神として信仰されるようになりました。
入谷鬼子母神では、子育の善神になったという由来からつののない「鬼」の字を使っています。
「恐れ入谷の鬼子母神」の後は何?
「おそれ入谷の鬼子母神」という狂歌の中の洒落も有名です。
これは、大田南畝(蜀山人)の狂歌で、
「恐れ入谷の鬼子母神、どうで有馬の水天宮、志やれの内のお祖師様」
と続きます。
さらにこれが変化して、だれが作ったか、
「恐れ入谷の鬼子母神、びっくり下谷の広徳寺、そうで有馬の水天宮、
志やれの内のお祖師様、うそを築地の御門跡」
というのもあるそうです。
朝顔まつりは7月6日~8日
7月の七夕の前後に真源寺の境内を中心にして開かれる朝顔まつりが有名で、入谷の名物であるだけでなく、東京下町の夏の訪れを伝える行事として、全国的にも知られています。朝顔まつりのポスターが真源寺や商店街に貼ってありました。
今年の朝顔まつりは、7月6日から8日まで、つまり来週の月曜日から水曜日まで開かれます。
下の地図のように、上野から一駅の入谷駅が最寄り駅ですので、お時間のある方は行かれたいかがでしょうか。
この「朝顔まつり」に関係して、次回から数回にわたり、「朝顔」について書いていきます。
青印が入谷鬼子母神です。

