ここでは、古代蓮をはじめ41種類の蓮が育てられています。従って、数多くの品種の蓮の花を見ることができます。
蓮の品種
蓮の花は、多くの品種があり、花弁の色、花径の大小、花弁の数によって分類するそうです。花弁の色だけでも、
白蓮系統(花弁全体が白)、
紅蓮系統(花弁全体が紅)、
黄蓮系統(花弁全体が黄色)、
斑蓮系統(花弁に紫紅色の斑が入る)、
爪紅系統(花弁の先端や縁に紅色)、
黄紅蓮系統(淡い黄色の花弁の先端や縁に紅が入る)、 に分類しているそうです。
さらに、花径の大小、花弁の数で分類しますので、全体像はわかりませんが、在来種で150数種はあるそうです。
そのうちの41種類の蓮が「古代蓮の里」で栽培されています。
古代蓮
左の写真はすべて、正式には行田蓮と呼ばれる古代蓮ですが、次のような経緯があります。昭和46年、行田市では、新しい焼却場施設を建設するための造成工事をはじめました。
その工事の掘削によってできた場所に水がたまって池となり、昭和48年に、池の水面に多くの丸い葉が浮いているのが発見されました。
そして、ついに7月13日、長い眠りから覚めた古代の蓮が可憐なピンクの花を咲かせたのです。行田市教育委員会から依頼をうけた埼玉大学の江森貫一元教授が、出土した縄文土器と、古代蓮として知られている大賀蓮の例を参考に、2500年から3000年前ころのものと推定しました。
さらに、蓮の研究家である神奈川県歯科大学の豊田清修教授が、日本アイソトープ協会に年代測定の調査を依頼しました。 協会の測定はおよそ1400年前のものという結果でした
考古学的には2500年から3000年前のものとされていることを考慮して、豊田教授は、古代蓮は、おおむね1400年から3000年前のもの と推定しています。
「古代蓮の里」のすばらしいことは、古代蓮の見事さです。そして、世界の蓮が41品種も身近でみられることです。
41品種の蓮は、花の咲く時期が種類によって異なりますので、同時期にすべての蓮がきれいに咲いている訳ではありませんが、多くの品種の蓮を見ることができます。
先日、見に行った際に、咲いていた主なものは大賀蓮、即非蓮、孫文蓮などですが、次回は、大賀蓮を紹介します。

