即非蓮(そくひれん) 即非は隠元の高弟で、隠元に招かれて来日し、長崎崇福寺の中興開山となり、黄檗山萬福寺で、隠元をたすけ、さらに小倉藩主の小笠原忠真の依頼で福聚寺(ふくじゅじ)を開創しました。そして 遂に故国に帰ることなく、日本に骨を埋めました。
即非が伝えた蓮が即非蓮です。
即非蓮は、小型、一重の紅色で、花弁はやや尖っています。
王子蓮(おうじばす) 1960年に訪米中の皇太子(現在の天皇陛下)夫妻に依頼し導入されたアメリカ蓮です。アメリカ蓮は、大正年間に一時導入されましたが絶えてしまい、日本では黄色の蓮はみられませんでした。
王子蓮とは、皇太子夫妻の導入によるものとの意味が込められています。
花色は淡黄色ですがややクリーム色を呈し、花弁は大きい。
一天四海(いってんしかい) 花色はやや黄色味のある白色の緑に紫紅色の不規則な帯状の紋が入る斑蓮。
花弁の表と裏では紋の形が異なっています。
一天四海とは、全世界を意味する「一天四海妙法に帰す」という仏典の言葉に由来します。
岡山藩主池田光政が好んだ品種で、「大名蓮」とも呼ばれています。
原始蓮(げんしばす) 大阪府下に育成していた地蓮系統の小型の蓮
花色は濃いピンクで退色が早く花弁基部近くは白くなり条線は鮮明です。
大賀一郎博士が原始的な蓮として命名しました。
大阪府の天然記念物に1970年に指定されています。
酔妃蓮(すいひれん)<孫文蓮>
大正7年、中日友好のため孫文が蓮の実4粒を日本の財界人に贈り、その蓮の実を大賀一郎博士が発芽育成したものです。
第1日目の開花が白地にピンクで2日目よりピンクが退色し、花弁の先端だけがほのかなピンクになります。それが、あたかも妃が酔っているようであることから、この名がつけられました。
このように蓮の花を並べてみると、いろいろな蓮があると改めて感じます。

