十五夜は、名月が見られた所と見れなかった所とあるようですね。我が家では、月は見れませんでした。
その十五夜は、「芋名月」とも言われます。
芋とは「里芋」のことですので、今日は、「里芋」 について紹介します。
里芋は、サトイモ科の植物です。原産地はインド説、東南アジア説、中国南部説などがありますが、どの説にしてもアジアの熱帯地方が原産地になります。
里芋の仲間は東南アジアや太平洋諸島などの地域では夕ロイモとよばれ、伝統的な生活をする民族の食生活を支えてきました。そのため、この地域はタロイモ文化圏ともいわれます。
里芋は、そのタロイモ類のうち、最も北方で栽培されているものです。
日本に伝わったのは縄文時代中期といわれ、日本では稲よりも古くから栽培されていたことになります。万葉集にも出てきて、宇毛(ウモ)と詠まれています。
ウモが転じてイモとなったそうです。
山地に自生していたヤマイモに対し、里で栽培されることから里芋という名が付ききました。
稲よりも古い歴史を持つ里芋ですから、さつまいもやじゃがいもが登場する江戸時代までは、芋といえばこの里芋を指していました。
ところで、里芋は元々熱帯地方で栽培されていたもので、寒さと乾燥に弱く、冷蔵庫に入れて保存すると逆に早く痛んでしまうそうですので、くれぐれも冷蔵庫で保存しないよう気をつけてください。

