【蓬莱島と徳大寺石】 後楽園の中央は大泉水で、その中にある島が蓬莱島です。
写真で紅葉した樹木の左側にある大きな石が、徳大寺石と呼ばれる有名な石です。
高さが4mあるそうです。
頼房が満足する石組みにならなかったので、京都から徳大寺左兵衛を呼んで組ませたので、徳大寺石という名がついたと言われます。
【竹生島】 大泉水は、琵琶湖を模したと言われています。そのため、大泉水の中に竹生島の名所写しがあります。
この写真が竹生島です。
小さな岩が大泉水の中に置かれていますので、注意していないと、気がつかずに見落とされてしまうかもしれません。
【蓬莱島】 これは蓬莱島を松原の方からみた写真です。
蓬莱島は中国に古くからあった神仙思想に基づく島で、大名庭園には必ずといっていいほど出てきます。
蓬莱島は亀の形をしているといわれていて、後楽園の蓬莱島も亀の形をしています。
徳大寺石は、亀の頭の位置に据えられています。
【一つ松】 この松は一つ松と呼ばれています。
大泉水は琵琶湖を模していて、この一つ松も近江の唐崎の一つ松を模したものと言われています。
光圀はこの松を非常に大切にしたそうですが、この松はその時代のものではなく、何度か植え替えられた後の松です。
【西湖の堤】 この石堤は、中国の西湖(さいこ)の蘇堤を模したものです。
西湖は、蘆山とともに中国の名勝地で、当時の日本人のあこがれの的でした。
光圀が朱瞬水の設計を取り入れて造ったものと言われています。
円月橋とともに中国趣味の風景で、これ以後の大名庭園の「西湖の堤」の先駆けとなったものです。
ピンクで囲った部分が今日ご紹介した場所です。


