『山の景」は、小廬山、清水観音堂、得仁堂、円月橋、愛宕山をめぐる、山中の景色です。
【小廬山】 中国の名勝地「廬山」にちなみ、京都の清水寺一帯が小廬山と言われています。
大堰川上流の景色が、京都の清水寺ににていることから、寛永17年に林羅山が「小廬山」と名づけました。
現在は、オカメザサに覆われている丘が小廬山と呼ばれています。
【清水観音堂・得仁堂】
下の左が清水観音堂跡で右が得仁堂です。この2つについては、後日、別にご紹介します。


【円月橋】 円月橋は、朱舜水の指図により、駒橋という石工が造ったものです。
この橋は、中国の山水画にある橋柱のない橋です。
橋柱がないため、橋が水に写った様が、満月のようであるので、円月橋と名づけられています。
写真でもその様子がわかると思います。
8代将軍吉宗が吹上御苑にこのような橋を作らせようとして、石工を後楽園に派遣させて研究させましたが、難しいと伝えたのであきらめたとの逸話もあるそうです。
【愛宕山】 園の最北部に愛宕山と名づけられた場所があります。
山と名づけられていますが、じつは石段です。
この石段は、京都の愛宕山の坂を模してつくられて石段ですので愛宕山と名づけられています。
石段は47段もの石段となっています。
あまりにも勾配が急で昇り降りが危険ですので、通行できないようになっています。
この石段の上に八卦堂跡があります。八卦堂についても後日紹介します。
緑で囲った部分が、今日ご紹介した場所です。


