今日は、その紹介をします。
【地下展示室前の石垣】
昨日紹介した虎ノ門駅の外濠地下展示室の前の石垣を地上からみるとこうなります。
地上からだと石垣の高さが7mもあるようには見えません。
後ろ側に見える建物が文部科学省です。
【4箇所の石垣跡】
虎ノ門周辺には、外濠の遺稿が4箇所に残っています。
虎ノ門三井ビル前の外濠の説明板にあった地図ですが、上の写真が青の部分にあたります。
その他に2箇所あります。
緑の部分が旧教育会館があった場所にある石垣の遺構です。
ピンクが、文部科学省の中庭にある石垣の遺構です。
なお、赤い部分については、先日紹介した外濠最西南の石垣跡です。
【旧教育会館前の石垣】
これは旧教育会館にあった石垣ですが、再開発により、現在は歩道の脇に残されています。
延長9.5mで2段の石垣です。
この石垣自体は、江戸時代のものではないそうですが、石垣の下には、江戸時代の石垣が残って、史跡に指定されているそうです。
【文科省中庭の石垣】
こちらは、文部科学省の中庭にある、外濠の石垣です。
濠の底に降りていくように階段が設置されています。
石垣の反対側のコンクリートの壁面には、外濠の歴史や工法を説明したパネルが掲示されています。
なお、文部科学省の中庭には自由に入れます。