今日は、朝日山弁天院と法昌寺をご案内します。
朝日山弁天院 (朝日弁財天)
朝日弁財天は、飛不動から7分です。直接いくには、東京メトロ「入谷」駅から5分です。開基は備中松山城主の水谷(みずのや)伊勢守勝隆です。
不忍池に弁財天が祀られていますが、それを祀ったのが水谷伊勢守です。
不忍池の弁財天を創建すると同時に、その下屋敷にあった池にも弁財天を祀り、これを姉妹弁財天とし、西の不忍を夕日弁財天、東方の水の谷を朝日弁財天と称しました。
【弁天池】 ところで、弁財天はもともとはインドの水を司る神様でした。水の流れる音から、音楽や弁舌の神様となり、さらに財産の財を使い、財宝の神様として信仰されるようなりました。
そのために、池などの水辺に祀られることが多いのです。
説明板によると、実は、ここも、明治の中ごろまで、「水の谷の原」と呼ばれる原っぱで、弁天池は8000坪もある大きな池だったそうです。
しかし、関東大震災の後、残土処理のため、それも主に浅草十二階の残土をもってして池を埋めたてたそうで、その面影はほとんどありません。
【弁財天さま】 弁財天さまは、お堂の中で遠くにお祀りされていたので、残念ながらはっきり撮れませんでした。
しかし、八臂(はっぴ)の弁財天さまでした。
八臂とは手が8本あるということです。
法昌寺 (毘沙門天)
毘沙門天をお祀りしている法昌寺は、朝日弁財天からは歩いて7分です。東京メトロの「入谷」駅からは 歩いて3分です。
この法昌寺は、江戸初期の慶安元年(1648)の創建の日蓮宗のお寺です。
【毘沙門堂】 山門を入ると、左手に本堂があり、正面に毘沙門堂があります。
この毘沙門堂には毘沙門天像のみならず、最澄ならびに日蓮の作と伝わる鬼子母神(きしもじん)の像をあわせて安置しているそうです。
私は、確認できませんでしたので、読者の皆さん機会がありましたらよく見てください。
【毘沙門天さま】 毘沙門天は、仏教の守護たる四天王の一でもあり、単独で信仰されるときは「毘沙門天」、四天王の一人として信仰される時は「多聞天」と呼ばれることが多いようです。
法昌寺の毘沙門天さまは色鮮やかな毘沙門天さまでした。
【たこ地蔵】 たこ八郎というタレントがいたのを覚えている方もいると思いますが、ここは、そのたこ八郎の菩提寺だそうです。
その関係で、通称『たこ地蔵』という地蔵さまがお祀りされています。
こちらが『たこ地蔵』で、由利徹や赤塚不二夫や山本晋也といった文化人等がその発起人となり、昭和60年にこの地蔵さまを建てました。
正面に「迷惑かけてありがとう」という座右の銘が刻まれています。

