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梅園 (江戸からの和菓子)
 浅草にある江戸時代創業の老舗のうち、今日は 「梅園」 を紹介します。
 「梅園」は仲見世の伝法院に近い場所で、一本裏側の通りにあります。
 仲見世に面してはいませんが、いつも店の前にはお客様がいます。

梅園 (江戸からの和菓子)_c0187004_1343652.jpg【「梅園」の名はお寺の名前から】
「梅園」は、安政元年(1854)、浅草寺の支院の梅園院で開業したことにより、その名が付けられました。
 梅園院は「ばいおんいん」とよびます。
 梅園院について、矢田挿雲は「江戸から東京(2)浅草」の中で、
「梅園院に慈覚大師が彫刻した子育仁王が仁王小屋にありましたが、仁王小屋という名前は芳しくないので、「仁王」を「匂う」に通わせて「梅」ともじり、小屋を「園」と改めて、「梅園院」と改称した」と書いています。
「梅園」は、その梅園院の一隅を借り受けて茶店を開いたのが始まりです。
 創業以来150年間以上が経っています。

梅園 (江戸からの和菓子)_c0187004_13434030.jpg【いつも込み合う店内】
 お店はそれほど広くないためもあって、席が空いていることがあまりありません。
 平日の夕方だったせいか、席が空いていました。
 女性客が多いのは当然ですが、男性のお客さんもいます。
 私もそうなんですが・・
 事前に食券を買って注文するシステムになっています。


梅園 (江戸からの和菓子)_c0187004_13435573.jpg【名物「あわぜんざい」】
 ここの名物は、なんといっても「元祖あわぜんさい」です。
 これをお店で食べてみましたが、あわぜんざいの味は絶品でした。
 あわぜんざいと呼ばれていますが、あわぜんざいの餅は、あわではなく餅きびが使われています。
 餅きびは、黍団子(きびだんご)の材料ですと言ったほうがわかりやすいと思います。
 梅園では、餅きびを半搗きし煉りあげ、蒸して、餅として、じっくり炊いたこしあんを合わせてつくるそうです。

 いやぁおいしかったですね。
 浅草の観音様のお参りのあとは、かならず寄りますといった人の気持ちがよくわかりました。
 あわぜんざいは、724円でした。
 他にあんみつや豆かんも大人気だそうです。人気の秘訣はやや抑え目の甘さとか。
by wheatbaku | 2010-12-03 17:00 | 江戸からの和菓子

江戸や江戸検定について気ままに綴るブログ    (絵は広重の「隅田川水神の森真崎」)
by 夢見る獏(バク)
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