【染井稲荷神社内の井戸が地名の由来】
染井稲荷神社は、江戸時代は西福寺が別当だった神社です。
創建等はよくわかららないようですが、神社の説明板には「当社が建てられたのはおよそ300年以上前です」と書かれていました。ご神体は、二体あり、保食命(うけもちのみこと)の像と320年前に御霊入れされた十一面観音の石像が安置されていると書かれています。
また、本殿には植木屋伊藤伊兵衛が将軍家から下賜されたといわれる漆塗りの瓶子一対、俵藤太むかで退治の絵馬があるとも言われています。
この神社の中に昔あった泉が、染井と呼ばれていたようです。それが、染井という地名の由来のようです。
江戸名所図会には
『染井稲荷神社 (西福寺の)本堂の 左にあり。往古よりの鎮座にして、染井一村の鎮守なり。昔、このところに染井と号(なづ)くる泉ありしが、いまは水涸れてその跡を失う。村を染井というもこの泉によるとぞ』 と書かれています。
【伊藤伊兵衛の屋敷跡】 染井稲荷神社から南に下り、染井街道を西に行った染井墓地の北側に専修院というお寺があります。
この専修院は、慶長2(1597)年に創建された古いお寺です。
ここには明治41年浅草より移転したきました。
江戸時代には、ここに伊藤伊兵衛の屋敷がありました。
赤が染井稲荷神社の目印、青が専修院の目印、緑が西福寺の目印です。

