今日は、江古田の東福寺です。東福寺は第2番札所です
真言宗豊山派のお寺で、ご本尊は不動明王です。
東福寺は、都営地下鉄大江戸線「新江古田」駅から徒歩10分または西武新宿線沼袋駅から徒歩10分です。
境内はかなり広く、南に山門、そして広く長い石段を上った先に本堂があります。
本堂は、昭和42年に建立されたものだそうです。
写真で石段の上にある建物が本堂です。
石段の脇に大師堂があります。写真の左手の建物が大師堂です。
東福寺は、鎌倉時代の弘安3年(1280年)堀野二郎左衛門が武州御嶽神社の社僧源教上人の教化を受けて堂舎を建て、弘法大師作と伝えられる一本彫の立身不動明王を本尊として安置したのに始まるといわれています。
江戸時代には3代将軍家光が鷹狩りの際に休息したと伝わっており、8代将軍吉宗は、享保13年(1728)、鷹狩のおりに、東福寺が御膳所となり休息と食事とったそうです。
石段の登り口に「徳川将軍御膳所跡」の碑が建っていました。
これは、昔は旧本堂の西側奥に、寺社奉行の命令で改修した「御成りの間」があったそうですが、昭和42年改築の時に取り壊わされ、その跡に建てられたものだそうです。
右の写真は、山門を入ってすぐの場所にある銀杏の木です。
中野区の保存樹林第一号に指定されたものだそうです。
真冬ですので、すかっり葉が落ちています。
赤印が東福寺です。