滝山寺も大変由緒あるお寺ですので、滝山寺の紹介もします。
こちらも「たきやま」ではなく「たきさん」と読みます。
滝山寺は、天武天皇の時代に、 天武天皇の命で役行者(えんのぎょうじゃ)が豊橋市と新城市の境に位置する吉祥山に薬師如来像を祀るお堂を建てて吉祥寺として創建したとされ、吉祥陀羅尼山滝山寺と呼ばれました。
平安時代に一時荒廃しましたが、 保安年間(1120 ~ 1123) 天台宗の仏泉上人永救が再興したと言われています。源頼朝により大伽藍が建築され、承応元年(1222)に足利尊氏により現在の本堂が建立されました。
当時は寺領420石で、36の坊があり、末寺は350ほどもあるという大きな寺院でした。
江戸時代になり、3代将軍家光が東照宮を家康の生まれ故郷に建立するに時に、滝山寺の一隅が選定され、正保2年(1645)に東照宮が造営されました。
そして、寛永寺の塔頭清龍院の住職亮盛を滝山寺の学頭と東照宮別当を兼ねさせました。
滝山寺は、寛永寺の直属で寺領612石ありました。
滝山寺の本堂および滝山東照宮は、山の中腹にあるため、長い石段をあがります。ただし、駐車場が本堂の下にあるので、車を利用すると、比較的容易に本堂に到着します。
滝山寺の本堂は、承応元年(1222)に建立され建長6年(1254)に修復された愛知県で最も古い建築物です。
しかし、平成14年に屋根の修理が行われたため、素晴らしい桧皮葺の本堂(左上段の写真)となっています。
左中段の梵鐘は、5代将軍綱吉が寄進したものです。
境内にさりげなく吊るされているのを見ると、滝山寺の奥深さを感じました。
行く際に通過した仁王門を帰りに寄りました(というより、途中気が付かなかったので通り過ごしてしまいました)。仁王門は文永4年(1267)に飛騨の匠であった藤原光延が建立したもので、国の重要文化財に指定されています。
修復工事が完了したばかりで訪れたのは4月29日でしたが、その直後の5月3日落慶法要が行われたようです。
非常に立派な仁王門で驚きました。
今日は滝山寺の地図を掲載しておきます。赤印が滝山寺です。

