今日は、多宝塔と松平八代・家康公墓地について紹介します。
多宝塔
多宝塔は境内の西南にあります。この多宝塔は大樹寺最古の建物です。
天文4年(1535)に松平清康が建立したものです。
二層円形の二重の塔で建築様式は室町末期の様式を示しています。
創建当時の屋根はこけら葺きでしたが現在桧皮葺きです。
東海地方で最も美しい多宝塔と言われているそうですが、非常に美しい姿に感激しました。
国の重要文化財となっています。
なお、多宝塔は法華経信仰によるもので、多宝如来が安置されているそうです。
松平八代・家康公墓地
境内の西に墓地がありますが、その奥にあります。元和元年(1615)に徳川家康は先祖松平八代廟所を寺内に建立しました。
なお、家康が建立したというのが大樹寺の説明ですが、松平4代親忠が、大樹寺創建の際、先祖三代の墓を移したのが最初と説明したものもあります。
元和3年(1617)家康の一周忌にあたり、2代将軍秀忠が先祖松平八代の廟所を修復再建しました。
墓の様式は、代によって異なっています。初代親氏、2代 泰親、 3代信光は宝篋印塔です。
4代親忠、5代長親、6代信忠、7代清康は、五輪塔
8代広忠は無縫塔です。
墓地の一番西に家康の墓(右写真)がありますが、これは昭和44年には岡崎市民が家康の徳を顕彰して遺品を納めて墓と碑を建立したものだそうです。

