タイトルは「TOKUGAWA15」で、「ほーりー」が書いて発行部数2万部を突破した「TOKUGAWA15」が原作となっています。

あらすじは、
初の女性首相となった徳田康子【名前をみればすぐわかるように徳川家康の生まれ替り】と秘書天海【あまみ、これも名前からわかるように天海大僧正の生まれ替り】によって選ばれた14人が日光東照宮近くの会議室で「この国をどうしたら良くすることができるか」という会議を行います。
集められた人物は、様々な職業の人々ですが、実は、徳川将軍15人の生まれ変わりの人たちでした。(これは最後に、それとわかります)
しかし、本人たちはそれを知りませんし、お互いは見ず知らずです。
そのため、この人たちが、自分の過去の経験から、様々提案をしますが、すんなり話はまとまりません。言い合いや対立そしてトラブルがおこってきます。
しかし、会議をしているなかで、徳田総理の人柄もあり、知らぬ間に参加者に連帯感がでてきて、徳田総理を深く信頼するようになるというストーリーでした。
劇場は、中野のザポケット」です。 JR中央・総武線/東京メトロ東西線 中野南口より徒歩5分ですが、駅の南にある丸井の手前の路地を西側に行くようしてください。
この劇に出てくる人たちは、徳川15代将軍の生まれ変わりですので、何かしら、15人とわかるようになっています。
劇中で、私がわかったのは次の人たちでした。
総理 徳田康子 (初代徳川家康の生まれ替り)
おかまバー店長 熊川綱史 (5代徳川綱吉の生まれ替り)
女子高生 羽田継美 (7代徳川家継の生まれ替り)
下着メーカー社長 石川吉子 (8代徳川吉宗の生まれ替り)
図書館勤務 山田重子 (9代徳川家重の生まれ替り)
漫画家 中島治子 (10代徳川家治の生まれ替り)
メーカー営業 横山家成 (11代徳川家斉の生まれ替り)
主婦 佐藤定子 (13代徳川家定の生まれ替り)
教師 橋本茂 (14代徳川家茂の生まれ替り)
内科医 余しのぶ (15代徳川慶喜の生まれ替り)
*この姓が「余」で名が「しのぶ」という内科医を「ほーり」が演じていました。
しかしながら、劇中ではわからなかった将軍様もいました。それは次の人たちでした。
主婦 吉岡忠見 (2代徳川秀忠の生まれ替り)
ニート 岩城光江 (3代徳川家光の生まれ替り)
キャバ嬢 家田綱美 (4代徳川家綱の生まれ替り)
劇団主宰 袴田宣美 (6代徳川家宣の生まれ替り)
影薄いOL 鈴木慶子 (11代徳川家慶の生まれ替り)
この人たちも、劇の中では、存在感があるのですが、残念ながら誰の生まれ替りであるかわかりませんでした。
それでは、感想を書きます。
全体を通して、大変おもしろかったです。
劇中で、出演者が語るストーリーがすべて完結している訳ではないので、どうなっちゃったんだろうと思う部分がないわけではありませんが、最後になれば、しっかりまとまっているというストーリーでした。
特に最後の徳田総理のセリフがよかったですね。
また、途中、この人物は、誰の生まれ替りなんだろうという謎ときを楽しみつつ見られました。
しかし、結局わかったのは10人でしたが・・
これから観られる方は、会場で販売しているパンフレット(有料2000円)や無料で配布される案内を事前に読んでおくと、誰が誰の生まれ替りかがよくわかるがのではないでしょうか。今回、とりわけ感心したのは、よく徳川将軍15人を現代に生まれ替えさせられたと、脚本に感心しました。
脚本を書いた石山英憲さんは、歴史は不得意だそうです。その不得意な人が取り組んだからかえって良かったのかもしれません。
そして、脚本を書いた石山さん以外にも出演された人も歴史には縁の薄い人たちが多いようです。
このような歴史と縁の薄い人たちに徳川将軍を身近に感じさせた「ほーりー」の原作の素晴らしさに改めて感心しました。
「ほーりー」自身も「内科医余しのぶ」役で出ていました。ほーりーも目立つ役だし演技も良かったでした。
ただ、いつもの「ほーり」より緊張していたかな。
でも終わってからは写真のようにリラックスしていて、いつもの「ほーりー」でした。
この劇場は、200人収容の劇場ですので、出演者が身近に見られてよかったですね。
しかし、出演者のせりふを聞いていて、力がはいりすぎていて圧迫感を感じる面もありました。
これは、初演ということもあったのでしょう。回をかさねてくれば力がぬけてくることでしょう。
いずれにしても、大変おもしろい劇でした。
公演は24日までだそうです。まだ平日には席があるようですので、時間がありましたら、観に行かれたらいかがでしょうか。
お申し込みは こちら からどうぞ。

