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両国「ももんじや」(江戸の味)
  両国の忠臣蔵散歩の下見の際に、猪料理の「ももんじや」に寄りましたので、今日は、「ももんじや」のご紹介をします。

 
両国「ももんじや」(江戸の味)_c0187004_8352822.jpg 「ももんじや」は、両国橋の東たもとにあります。
 「ももんじや」という言葉は聞きなれない言葉ですが、漢字で書くと「百獣屋」と書きます。この字を見ると「ももんじや」の商売がわかります。つまり「獣肉」を取り扱うお店という意味です。

 本来、「ももんじや」というのは獣の肉を商う店の総称です。この両国橋東橋詰のももんじやは屋号を豊田屋といいます。つまり、当初は「ももんじや豊田屋」と呼んでいました。
両国「ももんじや」(江戸の味)_c0187004_8412191.jpg 享保3年(1718)創業ですので、もう300年近くは経つお店です。
 豊田屋はもともと漢方薬を商っていた店でしたが、享保3年に獣肉屋に転業したのだそうです。
 江戸時代は、表向きは肉は食べてはいけないとなっていたため、獣の肉を食べるのは病気を治すためだという口実をつけて「薬喰い」と呼びました。
 ですから、薬として「獣肉」を売っていたものが、「獣肉料理」を売るようになったようです。
 明治になって、、他のももんじやが廃業し看板をおろして少なくなったため、「ももんじや」をいう商号を商標登録したため、こちらだけが「ももんじや」と呼ばれるようになりました。
 現在で9代目とのことです。


両国「ももんじや」(江戸の味)_c0187004_842222.jpg さて、お昼に訪ねましたので、ランチをいただきました。
 猪丼定食 
 1200円、
 猪小鍋定食A
 1350円 
 猪小鍋定食B
 1800円
 でした。
 そこで、猪小鍋定食Aを頼みました。
 猪鍋、小鉢、御新香、ごはん、味噌汁というセットです。
 猪鍋は、味噌仕立てで、猪肉を煮込んだものです。
 猪は、丹波で獲れたものが送られてくるそうです。両国「ももんじや」(江戸の味)_c0187004_8422842.jpg 11月狩猟解禁ですので、11月からは生肉が送られてきますが、シーズンオフは冷凍したものを使用しているそうです。
 ちなみに、お店がにぎわうのは、やはり猪猟が解禁となる11月からだそうです。
 味噌は、三河の八丁味噌をベースに関東の味噌をブレンドしたものを使用しているそうです。
 味は少し濃いように思いました。その旨を仲居さんに告げたら、「おや そうですか!」といった反応でしたので、濃いという感想をいうお客は少ないのかも知れません。
 猪肉は、臭みもなく、固さもなく、豚肉と大きな違いはありませんでした。


両国「ももんじや」(江戸の味)_c0187004_8431094.jpg お店の脇には、猪がぶら下げられていて、通行人の注目を浴びています。
 この猪ですが、いかにも本物のように見えますが、はく製だそうです。
 言われてみれば尤もです。本物が都会の真ん中にぶら下げられているはずがありません。
 でも、昔は、本物が2・3頭ぶら下げられていたそうです。
 これは、主として血抜きと肉を柔らかくするためだそうです。
by wheatbaku | 2013-10-09 08:45 | 江戸の味

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