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「忠臣蔵散歩 高輪編」 (大江戸ガイド)
今日も「忠臣蔵」関連の記事で、
 「仮名手本忠臣蔵」のあらすじ①(江戸検お題「本当の忠臣蔵」106) を書いてあります。

 少し余裕ができましたので、先週土曜日に行われた文京学院大学さんの「忠臣蔵散歩 高輪編」の様子を書きます。
 
 先週土曜日は、ちょうど台風27号が接近するという中で、開催をどうするか危ぶまれましたが、文京学院大学さんの判断で決行ということになりました。

 「忠臣蔵散歩 高輪編」は 白金高輪駅に集合した後 次のコースで行いました。
 白金高輪駅 ⇒ 長松寺 ⇒ 清久寺 ⇒ (化粧延命地蔵・正覚院・実相寺)⇒
 正山寺 ⇒ 高松宮邸 ⇒ 細川家下屋敷跡 ⇒ 泉岳寺
「忠臣蔵散歩 高輪編」 (大江戸ガイド)_c0187004_15271641.jpg

 天気予報では、3時過ぎまで小雨という予報でしたので、泉岳寺まで雨かしらと覚悟してスタートしましたが、スタート後30分程度で雨があがりました。
 
「忠臣蔵散歩 高輪編」 (大江戸ガイド)_c0187004_15265552.jpg 受講生の皆さん、今回も大変お世話になりました。
 雨もあがりましたし、2回目ですので、気分的にも楽にやらさせていただきました。
 ありがとうございました。

 さて、最初に訪ねたのは「長松寺」です。長松寺は、浄土宗のお寺です。はじめは八丁堀にありましたが、寛永12年(1635年)にここに移りました。
  江戸中期の儒学者荻生徂徠の墓があります。
  荻生徂徠は、赤穂浪士の処置について、切腹を進言したことで有名です。
  荻生徂徠の墓は、御子孫がよく管理されていて、説明板も御子孫が設置されています。
  徂徠の墓は、「徂徠物先生之墓」と刻まれていますが、荻生家は物部氏の出自と徂徠が考えていたため、「物(ぶつ)氏」と名乗っていたことによるよるようです。
 本堂の屋根の下で説明したら、「記念写真を撮りましょう」ということになりました。
 そこで、「ハイ、チーズ」です。これが最上段の写真です。


「忠臣蔵散歩 高輪編」 (大江戸ガイド)_c0187004_15273695.jpg 次いで、「清久寺」を訪ねました。
 清久寺は曹洞宗のお寺です。
 ここには、磯貝十郎左衛門の位牌があり(右写真)、本堂に上がらせていただき、お参りしました。
 磯貝十郎左衛門は、引き揚げ後は、細川邸にお預けとなり、切腹した時、25歳でした。
 清久寺は磯貝十郎左衛門の母の菩提寺で、江戸時代には、磯貝家の墓があったそうですが、現在はないそうです。
 位牌の右に「鉄肝元心居士」(元禄十六年二月四日磯貝重良左衛門)、その左に「菊園禅童子」(正徳三年九月廿三日)とあります。
  この菊園禅童子は切腹後、鼻紙袋から出た琴の爪の贈り主の娘との間に産まれた子ともいわれています。
 ここを出た段階で雨はあがっていました。


「忠臣蔵散歩 高輪編」 (大江戸ガイド)_c0187004_15281362.jpg 続いて、「正山寺」ですが、正山寺は曹洞宗のお寺です。
 ここには大石内蔵助のお祖父さんの弟である大石頼母助良重(たのものすけよししげ 大叔父-祖父の弟)のお墓と御位牌があります。
 ここでも、御住職が、御位牌を本堂中央に安置しておいていただきました。
 大石良重は、大石内蔵助のお祖父さんの弟で、浅野家の家老でした。
 大石内蔵助が19歳という若さで家老職を相続した時、大石良重は大石内蔵助の後見人となりました。

 その後、松島屋で、「豆大福」を買って試食しました。大変好評でした。

 旧高松宮邸の説明のあと、いよいよ、大石内蔵助たちが切腹した細川家下屋敷跡です。
 ここは、都営高輪一丁目アパートの奥にあり、道路脇ではないので探すのに注意が必要です。
 ここは、細川家への御預けの時の様子、細川家での生活、切腹の時の話など、説明することがたくさんありました。
 受講生の皆さんは、長時間の説明にもかかわらず熱心に聞いてくださいました。
 熱心に聞いてくださるので、こちらもつい熱が入り、気持ちよく説明させていただきました。

「忠臣蔵散歩 高輪編」 (大江戸ガイド)_c0187004_15284474.jpg  最後に回ったのが、本日のメイン、泉岳寺です。
 泉岳寺は、赤穂浪士の墓所としてあまりにも有名です。
 そのため、泉岳寺と言うのはどういうお寺かというのがあまり説明がされません。
 そこで、最初に泉岳寺の説明をしました。泉岳寺は慶長17年(1612)に今川義元の孫といわれる門庵宗関(もんなんそうかん)和尚を招いて徳川家康が外桜田に創立した曹洞宗の寺院という話、泉岳寺の山号・寺号の由来などです。
 その後、赤穂義士墓所に移り、浅野内匠頭、浅野長友、浅野大学、瑤泉院のそれぞれのお墓について説明しました。
 最期が赤穂浪士のお墓の説明でした。
 赤穂浪士のお墓の配列、なぜ一緒に埋葬されるようになったか、葬儀の様子、埋葬の様子などについて説明しました。
 ここでも、受講生の皆さんが熱心に聞いてくださいました。
 また、一般の方たちも一緒に聞いてくださっているのが印象的でした。
 最後に、参加者皆さんで、記念撮影です。
「忠臣蔵散歩 高輪編」 (大江戸ガイド)_c0187004_1529136.jpg


 その後、オプションということで、全員19名で次のコースを回りました。
 高輪大木戸跡 ⇒ 御田八幡神社 ⇒ 札の辻 ⇒ 大坂家 ⇒ 
 イタリア大使館【松山藩中屋敷跡】 ⇒ 薩摩藩上屋敷跡 ⇒ 岡崎藩中屋敷跡


 スタートが4時を回っていたため、後半は、陽が落ちてしまい暗くなってしまいましたが、どたなも、途中で帰らず、その熱心さに驚きました。

 最後は、いつの通り、飲み会でした。
 楽しい会話が弾みました。今回は、江戸検を受験される方がほとんどでしたので、江戸検の話題が中心でした。江戸検を受験される皆さん、合格を祈念しています。頑張ってください。
 その後、田町で立ち飲み屋をされている受講生の方がいて、そこで二次会でした。そして9時を過ぎてお開きとなりました。
「忠臣蔵散歩 高輪編」 (大江戸ガイド)_c0187004_15291830.jpg

by wheatbaku | 2013-10-31 15:39 | 大江戸ガイド

江戸や江戸検定について気ままに綴るブログ    (絵は広重の「隅田川水神の森真崎」)
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