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年越しそば(行事の料理2)
 今日は大みそかです。本年もブログをご愛読いただきありがとうございました。

     新しい出会いに感謝!! 

 今年は、「江戸」を通して新しい出会いが一杯ありました。

 江戸文化歴史検定協会の公式ブログ「大江戸見聞録」に掲載している「江戸三十三観音めぐり」の取材を通じて、 真言宗豊山派前管長小野塚幾澄様 や護国寺教科部長様など通常な寺院参拝ではお会いでできない方々にお会いできたり、 北町奉行の御子孫で人形町風月堂当主の佐々木循一様 などにお会いですることができました。
年越しそば(行事の料理2)_c0187004_22314782.jpg また、5月のホテルニューオータニさんの「日本橋川めぐり」、
10月の文教学院大学さんの「忠臣蔵散歩」(右写真)
そして年8回の毎日文化センターさんの「気ままに江戸探訪」を通じて新たな出会いもありました。
 こうした皆さんは、多くの方々がこのブログをお読みいただいていて、ブログを介して親近感をいただいているように感じました。 こうした方々の中には、毎日文化センターの受講生の方を中心にその後も親しくお付き合いさせていただいている方もいらしゃいます。
 また、このブログをお読みいただく方は着実に増えておりますので、お顔はわかりませんが多くの方との新しい出会いがあったことになります。
 こうした出会いができたのもこのブログを書いているからだと感じている次第です。

 多くの新しい出会いに感謝して本年をしめくくりたいと思っていますが、今日は大晦日ですので、今年の最後の記事として「年越しそば」について書きたいと思います。

  「年越しそば」は、おおつごもりそば、晦日そば、つごもりそば、除夜そば、歳取りそば、大年そば、しまいそばなどと呼ばれます。年越しそば(行事の料理2)_c0187004_2025506.jpg 
 「年越しそば」の起源は、寛延3年(1750)の服部嵐雪の句に「蕎麦うちて鬢髭(びんし)白し年の暮」という句があることから江戸中期からの風習だろうとされています。

「年越しそば」の由来は諸説あるようです。
松下幸子先生によれば次のような諸説があるようです。
1、鎌倉時代に中国から博多に来ていた貿易商謝国明が700年ほど前に、年の瀬も越せない貧しい人たちにそばがき餅をふるまったところ翌年からみな運が向いてきたので大晦日に運そばを食べる習わしが生まれた
2、そばの実は三稜で三角形であり、古来三角形は邪気を払う縁起がよいものとされたので、大晦日に無事息災を祝ってそばがきを食べた。
3、そば切りは細く長いので、長寿や身代が長くのびるようにと食べた。
4、細工師が金箔を延ばす時に、台面をそば粉でぬぐうとよく伸、また
金粉を集めるのにそば粉がよいなど、金を延ばすとか金を集める意味で始まった。
5、そばは新陳代謝をよくし体内を清浄にするので大晦日に食べて新年を迎える。
6、畑のそばが少々の風雨に当たっても翌日は起き直る力にあやかるように食べる。

 どの説をとるにしても、「来る年が良い年であるように」という願いを込めて食べるということでは一致しているようです。

 江戸時代から、大晦日のそば屋は大忙しだったようで、桑名藩松平家藩士渡部平太夫の「桑名日記」の天保11年の大みそかには、「長島屋は売り切れ、みき屋までいって食べる」と書いてあるそうです。

 我が家では、蕎麦屋に食べに行かず、自宅で年越しそばを食べ、「来年も良い年であるよう」祈りたいと思います
 最後に、ブログをお読みいただいた皆様に深く感謝申し上げて、平成25年のブログの書き納めとします。

 この一年間、熱心にブログお読みいただきありがとうございました。
 良いお年をお迎えください。
 
by wheatbaku | 2013-12-31 00:05 | 江戸の食文化

江戸や江戸検定について気ままに綴るブログ    (絵は広重の「隅田川水神の森真崎」)
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