参考図書は、永山久夫氏の「大江戸食べもの歳時記」です。
1、江戸時代、大人の男性は、一日、どのくらいのお米を食べていたでしょうか?
①3合 ②4合 ③5合 ④6合
2、醤油は、味噌の溜りから考案されたとされていますが、醤油という言葉が初めて書物に現れたのは、意外と遅いものです。
それでは、醤油という言葉が初めて書かれた書物は次のうちどれでしょうか?
①慶長見聞集 ②易林本節用集
③本朝食鑑 ④和漢三才図絵
3、「本朝食鑑」で、「ちかごろ江戸の俗習に、朝飯の前に数椀飲み、朝茶と呼ばれる」と書かれたお茶は、どのお茶でしょうか?
①番茶 ②ほうじ茶 ③玄米茶 ④煎茶
4、江戸時代には、多くの料理本が出されました。その中で、最もはや古く発行されその後の多くの料理書に影響を与えた書物はどれでしょうか?
①料理献立集 ②合類日用料理抄 ③料理物語 ④料理切形秘伝抄
5、土用の丑の日に食べるものとして、鰻が大変有名ですが、鰻のほかに、ある色のものを食べるとよいと考えられていました。
それは何色の食べ物でしょうか?
①黒い食べ物 ②青(緑)い食べ物 ③赤い食べ物 ④白い食べ物
6、「守貞謾稿」では、江戸の方が大坂よりお茶がうまいと書いています。そして、その理由も書いていますが、なぜうまいと書いているでしょうか
①お茶の種類が違う
②お茶の入れ方が違う
③水質が違う
④湯の温度が違う
7、子供が生まれて百日目に行う「お食い初め」は、一汁三菜の「祝い膳(いわいぜん)」が用意されます。
その際に、次の中に、祝い膳に一般的には供されないものがあります。
それはどれでしょうか?
①尾頭つきの魚、 ②赤飯、 ③小石 ④豆腐
8、「うなどん」が考案されたのは文化・文政年間で、考案者は大久保今助だと言われています。
それでは「うなどん」に関連して新たに登場したものがありますが、それは次のうちどれでしょうか?
①割り箸 ②蓋付き丼 ③岡持ち ④携帯用たれ入れ
9、滝沢馬琴の「兎園小説」よると、文化14年3月23日に両国柳橋万屋八兵衛方にて開催された大酒大食の会で、最も大量のお酒を飲んだのは鯉屋利兵衛という30歳の男でした。
それでは、鯉屋利兵衛は3升枡(ます)で、何杯飲んだでしょうか?
①3杯(9升) ②4杯半(1斗3升5合)
③5杯(1斗5升) ④6杯半(1斗9升5合)
10、「豆腐百珍」の成功以降、「百珍もの」と総称される料理書が数多く出版されました。
天明5年(1785年)に出版された「万宝料理秘密箱」は、通称で「○○百珍」呼ばれました。
それではなんと呼ばれたでしょうか?
①甘藷百珍(いもひゃくちん) ②蒟蒻百珍(こんにゃくひゃくちん)
③玉子百珍 ④海鰻百珍(はむひやくちん)
正解は、月曜日にアップします。
毎日文化センター主催で、江戸検のお題に合わせた「食文化体験散歩」を開講します。
散歩しながら江戸検の勉強をしましょう。江戸検を受験される方ぜひご参加ください。
下記タイトルをクリックすると毎日文化センターのHPが開きます。
江 戸 の 食 文 化 体 験
~江戸の老舗を巡る~
開催日時
4月12日(土) 11時30分 「三定」集合
4月26日(土) 13時 都営地下鉄三田線「千石駅」の巣鴨駅側改札口集合
費用 5400円および保険料282円 *入会金は不要です。
講座の詳細はこちらでも紹介しています。 ⇒ 「江戸検受験対策散歩のご案内」