そこで、今日はその様子をアップします。
これほど散歩に適してた天候はないと思われるほどの絶好の行楽日和でした。
江戸検受験対策散歩と銘打ったため、参加された皆さんの大多数が江戸検受験を予定している人たちでした。
また、江戸文化歴史検定協会のUさんも特別参加してくださいました。
ご参加いただいた皆さんお世話になりありがとうございました、
現在、浅草寺では、「大絵馬・寺宝展と伝法院庭園拝観」を開催中です。
そこで、今回の「食文化散歩」は、①老舗めぐり、②「大絵馬・寺宝展と伝法院庭園拝観」と両方を楽しみました。
右上写真は、好天の下で「大絵馬・寺宝展と伝法院庭園拝観」入場を待つ参加者ですが、後ろにはスカイツリーが写っています。
今回訪ねた老舗は、「三定」、「海老屋総本舗」、「やげん堀」、「万久味噌店」でした。
「三定」は 創業のてんぷらやですので、昼食としててんぷらを楽しんでもらいました。
会の初めには、S専務さんにご話をいただき、「三定」の歴史や「三定」のてんぷらの特徴を教えていただきました。
右写真は、私が頼んだ「天丼」ですが、ゴマ油であげてあるため、少し黒っぽくなるのが特徴とのことでした。
S専務さん、本当にお忙しい時間に、ご挨拶いただきありがとうございました。
次にお邪魔したのが「海老屋総本舗」でした。
「海老屋総本舗」では、K社長にお話を伺いました。
「海老屋総本舗」は、初代の川北三郎兵衛が明治2年に創業した佃煮屋で、隅田川でとれた海老を煮た「海老の鬼殻煮」が名物だったため、「海老屋総本舗」と名付けたそうです。
2代目の利助は上方に修行に行き、上方風の甘口にしたてたため、現在も甘口になっているそうです。
K社長さん、ご案内いただきありがとうとざいました。
万久味噌店は、文化元年(1804)創業の味噌屋さんです。
ここでは、7代目のO社長にご説明をいただきました。
初代が万屋久七と名乗っていたため、商号を「万久」としたそうです。
味噌の種類についても説明していただき、江戸甘味噌、仙台味噌、西京味噌、信州味噌の違いを教えていただきました。
味噌の試食もさせていただきましたが、江戸甘味噌の甘さに驚きました。
O社長さんご説明ありがとうございました。
「大絵馬・寺宝展と伝法院庭園拝観」は、浅草寺秘蔵の寺宝や絵馬と小堀遠州 作庭と云われている 「伝法院庭園」を特別公開しています。
谷文晁、歌川国芳、長谷川雪丹などの有名な絵馬が展示されていましたが、絵馬は撮影禁止でしたので、ここでご紹介できないのが残念です。
庭園も散策しましたが、五重塔とスカイツリーが重なって撮影できる場所は絶好のビューポイントで、多くの参加者がシャッターを切っていました。
また、庭園には、石棺が展示してあります。(右写真の右端)
これは古墳時代末期の石棺です。 明治の初めに、本堂の裏手から発掘されたものだそうです。
浅草は、江戸でもっとも早く人が住みついた場所といわれていましたが、それを証明するものといわれていますが、皆さんが興味深く見ていました。
浅草の観音様は、本堂内陣に入らせていただきお参りもさせていただきました。
内陣に入るのが初めてという方が大勢いて、内陣でお参りできただけでもうれしいと大変よろこんでいただきました。
また、浅草神社では、三社祭りで担ぐ御神輿が公開されていました。
参加者の中の三社祭りに毎年参加しているという方が、三社祭りについて丁寧にご説明してくださいました。
最後は、情報交換会という名の「飲み会」です。
今回は、「江戸検受験対策散歩」と銘打ったため、 新しく参加された方も含めて、江戸検の受験準備について、勉強方法や他の講座の話題など、盛んに話し合い、江戸検の話題で盛り上がりました。
そして、いつの間にか飲み始めてから3時間以上がたち、9時過ぎにお開きになりました。
そして、最後に記念撮影ですが、満足そうな顔々に、ガイドする側にとっても大変うれしく思う瞬間です。
皆様ありがとうございました。
今回は、私を含めて参加者の多くの人飲む量はいつにも増して多かったように思います。