待望の参考図書「江戸の食文化: 和食の発展とその背景 」が発売されました。
江戸検を受験される方は早めに買われた方がよいと思います。私は、Amazonで予約しておきましたが、昨日発送したとの連絡がありましたので、本日は自宅に届くと思いますので、早速、読んでみようと思っています。
そして、いずれ、その参考図書「江戸の食文化: 和食の発展とその背景」から模擬試験も出題としたいと思いますが、今日の出題は大久保洋子先生著「江戸のファーストフード」からです。
その中でも、今回は、「江戸のファーストフード」のタイトルどおり、「てんぷら」「そば」「すし」に限った出題としました。
「てんぷら」「そば」「すし」「かばやき」は、絶対抑えておかないといけない項目ですので、よく勉強されたほうがよいと思います。
ただし、「江戸のファーストフード」では、「かばやき」に関しては情報量が少なくかったので、今回は「かばやき」に関する問題はありません。
正解は、月曜日にアップします。
1、江戸の職人の様子を描いた絵巻「近世職人尽絵詞」には、天麩羅屋台などが描かれていて有名です。
この絵巻の作者は「鍬形恵斎(くわがたけいさい)」ですが、この「鍬形恵斎」は別名を名乗っていた時期がありました。
それでは、「鍬形恵斎」の別名は次のうちどれでしょうか?
①北尾政美 ②北尾重政 ③北尾政演 ④窪俊満
2、「てんぷら」に「天麩羅」という漢字をあてたのは山東京伝といわれています。
この話は、山東京伝の弟の山東京山がいっている説ですが、この説はいろいろな本に取り上げられています。
それでは、次の本の中で、この説を取り上げていない本はどれでしょうか?
①鈴木牧之「北越雪譜」 ②山東京山「蜘蛛の糸巻」
③喜多村筠庭「嬉遊笑覧」 ④喜田川守貞「守貞謾稿」
3、てんぷらを揚げるのに必須なのは油です。
現在では、いろいろな油が利用されていますが、江戸時代に利用されていた油は限られていました。
次の油の中には、江戸時代にあまり利用されていなかった油が一つだけあります。
それはどの油でしょうか?
①荏胡麻(えごま)油 ②紅花油 ③榧(かや)の実油 ④綿実油
4、各藩では、地元でとれた名物を将軍家に献上していました。献上品の中には寿司もあり、寿司を献上していた藩は、文化年間には12藩ありました。
それでは、次の寿司のうち将軍家に献上されていた寿司はどれでしょうか?
①福井の鯖寿司 ②長良川の鮎寿司 ③和歌山のさんま寿司 ④奈良の柿の葉寿司
5、「料理物語」に「鮭をおろし、身をひらひらと大きめに切、飯に塩かげんしてかきあわせ、そのまま押しをかけるなり」と紹介されている寿司の名前はなんといいますか
①鮭のこけら寿司 ②鮭の箱寿司 ③鮭の押しずし ④鮭の飯寿司
6、 江戸時代後期になるとそばの種類もふえてきて、「てんぷらそば」、「花巻そば」、「しっぽくそば」、「あられそば」、「玉子とじ」などのいろいろなそばがあらわれます。
それでは、「あられそば」というそばはどんなそばだったでしょうか?
①浅草のりをかけたもの ②玉子焼き・蒲鉾・椎茸・鶏肉をのせたもの
③ 芝エビのてんぷらをのせたもの ④貝柱をのせたもの
7、そばの種類がふえてくると、それぞれ値段が異なってきました。
ふつうのそばは16文で売られていましたが、てんぷらそばはいくらしたでしょうか?
①24文 ②32文 ③40文 ④48文
8、そば粉だけで麺にするにはかなりの技術が必要でした。
そこで、いわゆる「つなぎ」が工夫されました。
「料理物語」では、そば粉を麺にするための工夫として、いくつかの方法があげられています。
それでは、次の選択枝の中で「料理物語」にあげられていないものはどれでしょうか?
①飯の取り湯でこねる。 ②豆腐をすって水を加えたものを利用する。
③ぬるま湯を利用する ④卵を利用する
9、にぎり寿司を考案した人については諸説あり、江戸の寿司職人華屋与兵衛が考案したという説のほか松本善甫という人物が発案したという説もあります。
それでは、この松本善甫という人物の職業はなんだったでしょうか?
①魚問屋主人 ②漁師 ③医者 ④賄方役人
10、にぎり寿司は、江戸が発祥地のとされていますが、いなりずしは江戸以外で考案されました。
それでは、いなりずしの発祥地はどこでしょうか
①京都 ②大坂 ③名古屋 ④豊川

