模擬試験は、毎月一度10問を出題することにしていますが、2月分は、まず、江戸楽アカデミーに参加された皆様に出題した関係で、ブログ上での出題が今日になりました。
ですから、今月は、3月分をもう一度出題させていただきます。
今回の問題は、江戸楽アカデミーの講義準備の合間に考えましたので、結果的に難度の高いものとなっています。
特に第8問は、なかなか難しいと思います。
なお、第6問は、問題の意図が不明確な部分がありましたので、意図を明確にした文章にするため一文追加ました。したがって、江戸楽アカデミーの際に配布した問題文と少し違っている部分がありますので、受講された皆様、ご了承ください。
正解は、明日3月5日に発表します。
1、浅草寺では、毎年節分には、本堂内の柱の上から、あるものが投げられ、大勢の人が殺到しました。
それでは、この行事で、投げられたものは次のうちどれでしょう?
①豆 ②銭 ③餅 ④札
2、右の絵は、歌川広重が描いた名所江戸百景のうちの「芝愛宕山」という絵です。この絵は、愛宕権現で正月3日に開かれる祭事を描いたものですが、奇妙な装束をした人物が描かれています。
この人物は、ある神様のお使いですが、何のお使いでしょう?
①不動明王
②毘沙門天
③愛染明王
④大黒天
3、天下祭では、将軍上覧のために、山王祭の行列は、半蔵門から江戸城に入城し、神田祭では、田安門から入城しました。そしてともに竹橋門を通過していきました。
竹橋門のほかに、二つの祭の行列が通過する門が一つだけあります。
その門はどれでしょう?
①大手門 ②桜田門
③常盤橋門 ④呉服橋門
4、東都歳事記の2月2日の項に「信濃越後より旧年(くるとし)来り仕へし奉公人、主家の暇(いとま)を得て国へ帰る」と書かれています。
この信濃越後から冬場に江戸に出稼ぎに来る人たちは、ある鳥の名前で呼ばれていました。それはどんな名前だったでしょう?
①とき ②ひよどり ③がん ④むくどり
5、次の二十四節気の組み合わせのうち、連続していないものはどれでしょう?
①雨水―啓蟄 ②清明―芒種 ③処暑-白露 ④寒露―霜降
6、天下祭の山王祭や神田祭には、多くの山車が出ました。その中で、第一番は大伝馬町の「諫鼓鶏」と決まっていました。
この山車は、どのようにして移動したでしょう?
①馬が引いた ②牛が引いた
③大勢の人が担いだ ④大勢の人で引いた
7、右の挿絵は、守貞謾稿に載っているものです。守貞謾稿には、「江戸土民、毎戸、竿頭(かんとう)に籠をつけ栽(た)つ」と書かれています。
そして、この日に、江戸では、あるものを食べると書いてあります。
それでは、この日に食べるものは何でしょう?
①御事汁 ②小豆粥 ③ぼたもち ④汁粉
8、「伊勢屋、稲荷に犬の糞」という言葉があるように、江戸では、長屋にまで稲荷様がお祀りされていましたが、江戸城の大奥にもお稲荷様が祀られていました。
そのお稲荷様は、2代将軍秀忠の代に日光から勧請されたもので、御台所を始め大奥に篤く信仰されたそうです。
さて、そのお稲荷様の名称はなんというでしょう?
①日光稲荷 ②東照稲荷 ③吾妻稲荷 ④公方稲荷
9、3月3日は、上巳の節句で、雛を飾ってお祝いしました。
そして、3月4日には、ある物をお供えしてから、雛をしまいました。
それでは、3月4日にお供えしたのは次のうちどれでしょう?
①分葱膾 ②小豆餅 ③赤飯 ④あさり汁
10、お正月準備に欠かせない「歳(年)の市」が、江戸の神社の中で、最初に開かれた神社はどこでしょう?
東都歳事記の12月14日に、「江戸市のはじめなり、諸人群集す」と書かれている神社です。
①湯島天神 ②三社権現 ③神田明神 ④富岡八幡宮

