7月1日のブログに「富士山山開き」のことを書きましたが、当日、雨模様の中、駒込富士神社と浅草富士浅間神社の2社にお参りしてきました。
雨の中でもお参りしてきたのは、麦藁蛇をどうしても手にいれたかったからです。
駒込富士神社は、6月晦日が宵宮、7月1日が例祭、7月2日が納めとのことです。
7月1日の午前中に行きましたが、露天もでていて、いかにもお祭りという風情でした。
しかし、昼前でしたので、露天の方は準備中でしたが・・・
昼前でしかも雨模様でしたので、参拝客はパラパラといった状態でした。
しかし、いつもはほとんど参拝客がいないことを思うと随分参拝客がいるなと思いました。
ご社殿は高い御山のうえにありますが、参拝客が少ないのでゆっくりお参りができました。
目当ての麦藁蛇ですが、社殿の脇で授与していました。
私は、例祭の時だけかと思いましたが、宵宮から授与しているとのことでした。
1000体程度を準備するとのことでしたので、納めの日にはなくなることもあるとのことでした。
さて、麦藁蛇については、守貞謾稿に挿絵と共に次のように書かれています。
五月晦日、六月朔日の両日、江戸浅草、駒込、高田、深川、目黒、四ツ谷、茅場町、下野小野照(以上八所ともに江戸の地名なり。並に冨士山を模造して、浅間の神を祭れり。平日は、此模山に登ることを聴(ゆる)さず。此両日のみ、詣人を登す。蓋、駒込を江戸の本所とす。)等の富士詣てと号て、群参す。各所、必らず麦藁制の蛇形ヲ、生杉枝に繞(まと)ひたるを売るに、大小あるとも皆同制なり。富士詣人の方物(ほうぶつ)とす。
ある書に曰く、宝永中疫病行はれ、諸人これを患う。時に駒込の農夫喜八なる者、麦わら制の蛇を、冨士辺の市に売る。これを買う者皆必らず疫病の患を除く。これに依りて、以後毎年今日、専らこれを売る。また曰く。当時は、遠近より富士詣での童子、専ら披髪にて行く云々。(後略)
そして、右のような挿絵が載っています。
しかし、守貞謾稿の挿絵ではどうもイメージがつかめないので、どうしても現物を手に入れたくて、お参りしました。
巫女さんにどのように見ると蛇に見えますかと聞いてみますと、後ろの樹に、蛇が尾を巻き付けていて、正面に向かって口を開けている姿だそうです。
赤い所が舌だそうです。
右写真は、家に帰ってから、守貞謾稿の挿絵と極力同じ角度になるように撮りましたが、同じようにとるのは難しかったです。
ブログを読んでいる皆さんにいくらかイメージがわけば幸いです。
ちなみに千円で授与していただきました。水回りにお祀りして欲しいとのことでした。
駒込富士神社では、夏の祭礼だけに、麦らくがんを授与しています。
600円でしたが、この時期だけの縁起物ですので授与していただきました。
懐かしい味がして、美味しくいただきました。
よく見ると、富士山の形をしていて、しかも山頂付近は白雪を冠っていますね。

