水稲荷神社をお参りし、高田富士に登拝した後、宝泉寺に参拝しました。
宝泉寺は、東京メトロ「早稲田」駅から徒歩5分、早稲田大学のキャンパスのすぐそばです。
宝泉寺は、平将門の乱を平定した藤原秀郷が創建したと言われています。
この宝泉寺は、江戸時代は、大変に繁栄しました。
富くじ興行というと「江戸の三冨」つまり感応寺、湯島天神、目黒不動が大変有名です。
しかし、「江戸三冨」で富くじ興行が行われたのは、江戸時代後期の文化年間からです。
宝泉寺では江戸時代初期から行われていました。
この宝泉寺の富くじ興行は、鞍馬寺の富突興行を模して始めたと言われています。
鞍馬寺でも、毘沙門天を祀る宗教行事として富興行が行われていました。
宝泉寺には毘沙門堂があり、藤原秀郷の念持仏の毘沙門天が安置されていました。
そうしたことから、江戸で最初に富くじが行われたようです。
毘沙門堂は、明治30年代まで宝泉寺南側の毘沙門山にあったが火事で消失しまったそうで、現在の宝泉寺境内にはありません。
現在は、本堂に慈覚大師円仁彫刻の毘沙門天を描いた第十二世住職の慈純の掛け軸が祀られています。右上写真
本堂は、 昭和 41年に建立されたとのことで、近代的な本堂でした。
本堂でお参りをしていたら、ここのおみくじは「富くじ」と書いてありましたので、思わず、ひとつ引いてきました。
お財布の中に入れておくと富が貯まるなど金運・勝負運に御利益があるそうです。
今週土曜日は、毎日文化センターの江戸検講座でちょうど「富くじ」の講義を行うので、皆さんに見てもらうと思っています。
水稲荷神社には、高田富士がありましたが、宝泉寺には、高田富士を築いた高田藤四郎(日行)のお墓があります。
きれいに整備されていてお花も手向けてありました。
赤印が宝泉寺です。隣は、早稲田大学のキャンパスです。
江戸時代には、早稲田大学の大隈重信の銅像のある辺りに本堂があったとか。



