「於岩稲荷田宮神社」の道路を挟んだ向かい側にも、お岩様がお祀りされています。
こちらは陽運寺という日蓮宗のお寺です。
陽運寺は、昭和の初めに創建されたお寺だそうです。
陽運寺のホームページによれば、陽運寺は水戸市にある昌寺の貫首であった蓮牙院日建上人が昭和の初め頃建立したそうです。
陽運寺の本堂は宝暦七年(1757)建造の薬師堂を移築したものだそうです。
お岩稲荷をお祀りしているのは、陽運寺が建立された場所が田宮家の屋敷があった場所であることによるものだそうです。
そのため、境内には「お岩様縁(ゆかり)の井戸」もあります。(右写真)
しかし、前回ご紹介したように「於岩稲荷田宮神社」にも井戸があります。
そこで陽運寺が建立されている場所にも田宮家が住んでいたのか、少し疑問になりましたので、幕末の切絵図を見てみました。
それによると、陽運寺がある場所は、その切絵図では、櫻井家の屋敷となっていました。
長い江戸時代のことなので、田宮家の屋敷が移転したこともありえますので、断定は難しいと思いますが、幕末時点では、陽運寺の場所には田宮家はなかったようです。
しかし、陽運寺でもお岩様をお祀りされていますので、こちらもお参りするとより一層お岩様の御利益があると思います。
陽運寺では、「縁きり・縁結び祈願のお寺」を唱っています。

