今日は、纏をご紹介します。
纏の各部の説明をします。
纏は、陀志(だし)と柄と馬簾(ばれん)からなっています。陀志は纏の頭の部分でどの角度からも見られるように立体的になっています。
陀志の下についている細長い帯状の部分は馬簾(ばれん)と呼ばれています。馬簾は、48本ついていて、木綿を二重にしたものに和紙を張りつけ胡粉をぬり付けてあります。
それぞれの大きさは、陀志は二尺(約60センチ)、柄は、径3寸で長さは5尺、馬簾の長さは二尺九寸(約83センチ)あります。纏全体の重さは六貫(約22キロ)です。
長さはともかく22キロもの重さのものを持って走り、そしてそれを火事場で振り回すのですから纏持ちは大変ですね。
その隣に、いろは48組と本所深川16組の纏が展示されていますが、こちらの2分の一の大きさだそうです。
それでは、消防博物館の展示を利用させてもらって特徴的な纏を紹介していきます。
「い組」の纏は、有名は大岡越前守が考案したと伝えられるもので、陀志の上部はけしの実をあらわしていて「けし」です。その下の部分が「升」で「ます」を表します。両方あわせて、「けします」を表すと言われています。
「よ組」は担当地域が鎌倉町・鍛冶町・須田町等神田地区を担当してします。そこで神田の「田」を形取った デザインとなっています。
これも大岡越前守が授けたと言われています。
「は組」の纏は、二つ車の紋所です。
「も組」は銀座周辺を担当していることから、分銅を模した纏となっています。
「め組」は、「め組の喧嘩」で有名ですが、「籠鼓銅(かごつづみどう)」と呼ばれています。
消防博物館がある四谷地区の消火担当していた火消は「く組」です。
この「く組」の纏も説明を聞くと理解しやすい纏です。
右の写真が「く組」の纏ですが、何が特徴かわかりますか?
四谷の文字がデザインされているのが特徴です。
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