女流作家が描く『江戸のヒロインたち』
今年の江戸検のお題は、『江戸のヒロインたち ~百花繚乱の女性像~』ということで、江戸の女性たちが取り上げられます。
江戸検を受ける人たちの中には、受検準備を始めている人もいると思います。
私も、お題のテキストが出る前に、少し、参考になる本がないかと気をつけていますが、なかなか、これが良いという本はありません。
そこで、最近は、江戸のヒロインを主人公とした歴史小説を読み始めています。
女性を描くのは、やはり女流作家が書いたものが良いだろうと思って、特に女流作家が書いたものを選んで読み始めています。
本をピックアップしてみて、既に「名作」といってよいほどの評価が固まっている本が多いのに、改めて驚いています。
そこで、今日は、私が既に読了したもの、あるいは、今後読みたいと思っている本をご紹介しておきます。
1、『華岡青洲の妻』(有吉佐和子)
主人公;世界初の全身麻酔出術を行った華岡青洲の妻加恵

2、『ふるあめりかに袖は濡らさじ』(有吉佐和子)
主人公;横浜の遊女屋岩亀楼の遊女喜遊

3、『和宮様御留』(有吉佐和子)
主人公;和宮の身代わりとされた橋本家の下脾フキ

4、『天璋院篤姫』(宮尾登美子)
主人公;大河ドラマ『西郷どん』でも注目されている13代将軍家定の継室となった篤姫

5、『東福門院和子の涙』(宮尾登美子)
主人公;2代将軍徳川秀忠の娘として生まれ、後水尾天皇の中宮となった東福門院和子

6、『婉という女』(大原冨枝)
主人公;土佐藩家老であった野中兼山の娘として生まれ40年間も幽囚されていた野中婉

7、『徳川家の夫人たち』(吉屋信子)
主人公;三代将軍家光の側室お万の方(永光院)

8、『絵島疑獄』(杉本苑子)
主人公;絵島生島事件で有名な7代将軍家継の生母月光院に仕えた大奥年寄絵島

9、『葛の葉抄 只野真葛ものがたり』(永井路子)
主人公;『赤蝦夷風説考』の著者工藤平助の娘、名は綾子。真葛はペンネーム


