木下栄三さんの水彩画展
昨日は、木下栄三さんの水彩画展に行ってきましたが、すばらしい展示会でした。
展示期間が5月26日(土)までですので、お時間がありましたら、ぜひお出かけください。展示会場は東京メトロ東銀座駅から数分、歌舞伎座の東にある銀座煉瓦画廊です。(最下段の地図をご参照ください)
水彩画展のタイトルは「-江戸城今昔― 江戸城新三十六御門 重ね絵図 展」となっています。
江戸城にある三十六個の御門の絵、そして御門を中心とした重ね絵図が展示されていて、木下栄三さんに解説していただきながら作品を見させてもらいました。

木下栄三さんによると、これまで朝日新聞に連載していた「江戸城今昔」が昨年終了し、その後、三十六御門の重ね絵図(江戸時代と現代の地図を重ねあわせた地図)を書きはじめ、それも出版したので、それを集大成して展示してみてもらうことになったそうです。
そのため、会場には、三十六御門の絵がズラリと展示してありました。
下写真は、ご案内に使用されていた江戸城北桔橋門です。この原画も展示されていました。

会場での木下栄三さんの説明は三十六御門の絵を描いた想いを込めた非常に熱のこもった説明でした。(下写真)木下さんいわく、東京に江戸城の門があったことさえしらない人が多いので、まずは江戸城の門があったことを知ってもらうため描いたそうです。

会場には、江戸城に登城する様子を再現した絵も展示されていて、その中に江戸城内の中之御門を描いた横長の大きな水彩画が展示されていました。これは、私がもっとも気に入った絵でした。
絵の中の右手の中之御門の石垣と左手の百人番所以外は現存していませんが、木下栄三さんが様々な資料をもとに再現して描いたものです。
木下栄三さんのこだわりのすごさは、石垣は、現存の石垣をそっくりそのまま描き写していることです。その絵の前でも木下栄三さんが説明してくださいました。

江戸城の三十六御門の絵のほかに、重ね絵図も展示してありました。三十六御門を核とした様々な情報を書き込んだもので素晴らしいもので、江戸歩きの際に大変便利です。(下写真)これは販売されています。
なお、会場内はすべて撮影禁止ですが、木下栄三さんから特別に許可を得て撮影させていただきました。

赤印が銀座煉瓦画廊です。

