文京学院大学で『江戸の火消』についてお話してきました。
昨日は、文京学院大学生涯学習センターで、『火事だ! いざ出陣!火事と闘った江戸の火消たち』というタイトルで、『江戸の火消』についてお話をしてきました。
この講座は、2回連続講座で、「明暦の大火、大名火消、定火消、町火消等」についてお話しますが、昨日は、明暦の大火を中心に大名火消・定火消についてお話しました。
ちょうど、先週の日曜日の7月 1 日に「NHKスペシャル『不屈の復興!!町人が闘った“大火の都”』」で、明暦の大火と町火消について、放映されたばかりでしたので、絶好のタイミングでした。
受講された皆さんも、大多数の方が、この番組を見ていましたので、江戸の火事について、アウトラインを御承知の上でしたので、講義する私としてもやりやすい講義でした。
話の中心は、明暦の大火でしたが、火元が三ケ所で、江戸の大部分を焼失していった経緯等を詳しく説明しました。
講義後は、「明暦の大火について、一層深く理解できました」という感想もいただきうれしく思いました。
明暦の大火のルポルタージュ「むさしあぶみ」の現代語訳本は浅草橋の初音森神社でしか入手できないので、講座の冒頭にこの本についてご案内しましたが、多くの方が購入を希望されました。それほど受講された方が熱心でした。
このように受講された皆様が大変熱心に聞いていただいので、講義時間は90分でしたが、あっという間の90分でした。
受講いただいた皆様、本当にありがとうございました。