昨日は、毎日文化センターの「~山手線一周~駅から気ままに江戸散歩」で、原宿を散歩してきました。
昨日は絶好の行楽日和で日中は少し暑いくらいの陽気で、下の明治神宮の写真のように大勢の人出で明治神宮や原宿はにぎわっていました。
ご参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。
昨日の散歩は次のコースで歩いてきました。
原宿駅 ⇒ 明治神宮(神橋、代々木由来の木、大鳥居、参拝)⇒神宮御苑(清正井、菖蒲田、隔雲亭) ⇒ 竹下通り ⇒ 東郷神社 ⇒ 村越の水車跡 ⇒ 旧渋谷川(隠田川)遊歩道 ⇒ 表参道散歩(参道橋跡、表参道ヒルズ「同潤館」等)⇒ 青山善光寺 ⇒ 高野長英隠れ家跡 ⇒ 表参道駅
最初に明治神宮に御参拝しました。
明治神宮は明治天皇の昭憲皇太后をお祀りする神社で、大正9年11月1日に鎮座しました。
明治神宮の森は、自然林のように見えますが人工の森です。明治神宮の造営は、大正4年から始まりましたが、一部を除くと農地であった代々木の地に、全国から献納された10万本の樹木が植えて、神宮の森ができあがりました。
下写真は、第一鳥居の前で神宮の森を見ながら説明を聞く皆さんです。
代々木という名前は、代々木の地に、代々続く樅(もみ)の木があったことから代々木という名前がつきました。
その代々木の名前の由来となった木が、原宿からの参道わきにあります。
参道わきにありながら、ほとんどの人がきがついたことがなく、説明にびっくりしていました。
明治神宮御苑には、加藤清正が掘ったと伝わる清正井(きよまさのいど)があります。清正井(下写真)から湧き出ている水は15度前後で年中ほとんどかわらないそうです。
清正井は狭いところにある湧水ですので、順番に並らばないとみることができません。下写真は、清正井の前にならぶ参加者の皆さんです。
東郷神社は、日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃破した東郷平八郎元帥を祀る神社です。東郷神社は、昭和15年5月27日に鎮座しました。
下写真は、表門前で説明を聞く参加者の皆さんです。
青山善光寺は信州善光寺の東京の別院です。江戸時代初期には谷中に創建されましたが、元禄年間に水戸様火事により焼失し、青山に移転して再建されました。浄土宗のお寺です。
青山善光寺の境内には、高野長英の顕彰碑が建てられています。現在のものは2代目で昭和39年に建てられたものです。(下写真は、顕彰碑前で説明を聞く参加者の皆さんです)
高野長英は蛮社の獄で小伝馬町牢屋敷に投獄されましたが、脱獄し日本各地に潜伏し一時期は宇和島に隠れていたこともあります。その後、江戸に戻り青山百人町で、町医者を開業しました。しかし町奉行所がそれを察知し嘉永3年に隠れ家を急襲され、自害して果てました。下写真は、東京メトロ表参道駅近くの隠れ家跡に設置されている石碑です。