深谷駅前の渋沢栄一銅像(渋沢栄一ゆかりの地21)
JR深谷駅前に渋沢栄一の銅像がありますので、今日は、その銅像をご案内します。(下写真)

まず、深谷駅の駅舎の紹介をします。現在のJR深谷駅舎は、平成8年に建て替えられました。この際に、東京駅に模したデザインが採用されました。それは、東京駅の煉瓦が深谷にあった日本煉瓦製造㈱で製造された煉瓦が使用された縁です。(下写真)しかし、煉瓦のように見えますが、実際は本物の煉瓦ではありません。レンガ調のタイルです。深谷駅は、橋上駅なので構造上煉瓦を使用できず、タイルとなったようです。

深谷駅は橋上駅ですので改札は2階にあり、改札を出るとペデストリアンデッキです。デッキの北側から下の覗くと渋沢栄一の銅像が目に入ります。階段からも見えます。

デッキを降りると、左手が青淵広場となっていて、そこに渋沢栄一の銅像があります。

この銅像は、平成8年に建立されたものです。碑文には「1996年7月 澁澤栄一座像 田中 昭 作」となっています。

「渋沢栄一を歩く」(田澤拓也著)によれば、この銅像は2代目のようで、初代の銅像は、現在、血洗島の渋沢栄一記念館に設置されている銅像(下写真)とのことです。

深谷駅前の銅像は、東京電力によって毎年清掃されていると昨年の毎日新聞や産経新聞に載っていました。
なぜ東京電力が清掃しているかについてまで書いてありませんでしたが、東京電力も渋沢栄一が関係しているからだと思います。現在の東京電力は戦後に創立された会社ですが、その前身は、明治19年(1886)に営業を開始した東京電灯会社です。東京電灯会社は、日本初の電力会社で、渋沢栄一は設立の際に発起人・委員・株主となり、その後明治24年~明治26年3には相談役を勤めています。このように渋沢栄一は東京電力の前身の東京電灯会社の設立に関与していましたので、東京電力が渋沢栄一像の清掃をしているものと思います。
渋沢栄一の銅像の向かい側のバス停に深谷のコミュニティバス「くるりん」のバスが停まっていました。そのバスは、渋沢栄一仕様のデザインでしたのでパチリ。(ただし、今年の2月の写真です)


