人気ブログランキング | 話題のタグを見る
江戸屋敷にあった神社(3)  佐竹稲荷神社
佐竹稲荷神社江戸屋敷にあった神社(3)  佐竹稲荷神社_c0187004_22582887.jpg
 
 神田駅西口にある佐竹稲荷神社は 佐竹家(秋田20万石)が、この地にあった上屋敷の鬼門除けのため 寛永10年(1635年)邸内に稲荷神社を勧請したのに始まります。
 秋田藩の上屋敷は、台東区(佐竹商店街があります)にあったものと思っていましたが、江戸初期の寛永の頃は、千代田区内神田にあったことを今回の参拝で知りました。

江戸屋敷にあった神社(3)  佐竹稲荷神社_c0187004_22591664.jpg
 神社は小さいものの、佐竹稲荷神社の額がしっかりしています。



江戸屋敷にあった神社(3)  佐竹稲荷神社_c0187004_2305731.jpg
 佐竹稲荷神社は、神田駅西口から2分。西口商店街の真ん中にあり、神社の前の道は、かなりの人が通行しています。通行人を写さずに神社を撮るのに苦労しました。
# by wheatbaku | 2009-03-26 23:05 | 江戸屋敷にあった神社
江戸の歳時記  花見
 桜の季節。上野公園の桜はほぼ満開。
 桜の下では花見酒を楽しむ花見客で一杯でした江戸の歳時記  花見_c0187004_11311783.jpg
 
 江戸時代も、上野は桜の名所でした。上野の桜は、桜が好きな天海僧正のために、3代将軍家光が、吉野山から桜を取り寄せ植えさせたと伝えられています。
 上野のお山は、江戸時代は、寛永寺が徳川家の菩提寺であったことから、今のように、どんちゃん騒ぎはできなかったようです。
 江戸の歳時記  花見_c0187004_16421298.jpg
 江戸の桜の名所は、そのほか、①隅田川、②飛鳥山、③小金井などが有名です。

  ①隅田川の桜は、4代将軍家綱が、常陸の桜川から移植させ、8代将軍吉宗が、桜の木をふやしたと言われています。
 ②飛鳥山は、8代将軍吉宗が、享保年間に、吹上御苑にあった松と桜を移植させたことに始まります。
 ③小金井は、3代将軍家光のころから植えられはじめ8代将軍吉宗のころ植え終わったようです。
江戸の歳時記  花見_c0187004_16492678.jpg
 吉原でも、寛永年間から、仲の町に、旧暦の3月1日から50日間、桜の木が移植されました。吉原にはもともと桜の木がありません。桜を楽しむために、桜の季節にだけ桜を植えるというのですから、江戸の人はすごいですね。
# by wheatbaku | 2009-03-26 21:47 | 江戸の歳時記
五色不動尊めぐり(3)
五色不動尊めぐりの最終回は、目黒不動尊と目青不動尊です。
 五色不動尊めぐり(3)_c0187004_12301165.jpg
 目黒不動尊  瀧泉寺
 有名な目黒のお不動様は、山手線目黒駅から歩いて15分の距離です。
 目黒のお不動様の開基は、平安時代の八〇八年にさかのぼる歴史のあるお不動様で、日本三大不動の一つ(ほかは、熊本の木原不動尊、千葉の成田不動尊)に上げられています。


五色不動尊めぐり(3)_c0187004_12322522.jpg 瀧泉寺は、武蔵野台地の突端に当る地にあり、都心では数少ない湧き水「独鈷(とっこ)の瀧」は1200年間枯れた事がないと言われています。独鈷(とっこ)の瀧の上に本堂は建てられています。石段を登ってお参りします。



五色不動尊めぐり(3)_c0187004_12324254.jpg 本堂は大きな建物で、昇ってお参りができます。朝は6時30分から開いているそうです。
 目黒のお不動様は、関東三十六不動尊、江戸三十三観音、元祖山手七福神巡りで参拝して、今回で4回目になります。

五色不動尊めぐり(3)_c0187004_1233241.jpg目青不動尊 教学院
 新玉川線三軒茶屋から5分、世田谷線三軒茶屋駅のすぐそば、キャロットタワーのすぐ北側に接してあります。
 目青不動尊は明治15年、青山の教学院に移り、さらに明治41年に青山から現在の世田谷区太子堂4丁目に遷座しました。

五色不動尊めぐり(3)_c0187004_12331936.jpg 参道が二つあり、新しい参道は世田谷線の線路脇から入ります。こちらの参道の門に目青不動とかかれていて、この参道の正面に不動堂があります。
 境内はかなりゆったりしていますし、のんびりとした時間が過ぎていく雰囲気です。
 
# by wheatbaku | 2009-03-22 12:29 | 五色不動尊
「開国(佐藤雅美著)」を読む
「開国(佐藤雅美著)」を読む_c0187004_21125646.jpg 「開国」は、幕末の老中、堀田正睦の日米修好通商条約提携時の動きを描いた作品です。
 堀田正睦は、堀田正俊を祖とする佐倉堀田家の9代当主であり、阿部正弘の後の老中首座を勤めました。
 日米和親条約締結後に日本に着任したハリスとの条約交渉や勅許を得るために朝廷との交渉に非常に苦労した様子が描かれています。

 全体として、条約締結や勅許は、やむ得ざる仕儀で条約締結や勅許をえるために京に上ったのではなく、堀田の意思で進めたという構想で書かれています。
 そうした場合、条約締結は、時代の流れに沿ったものであると思うが、勅許を得ようと上京した点は情勢判断の甘さがあるということになるでしょう。
 堀田正睦は、「蘭癖」と呼ばれるほどの蘭学好きであったので、進取の気風はあったのだろうが、情勢を読むのは苦手だったのかも知れないと思います。
 しかし、この小説では、策略を用いることなく、愚直に、事を進めようとする人物と描かれていて、人間としては好ましい人物だと思います。そうすると、上京の際のの不首尾やその後の不遇は厳しすぎるのではないかと感じられました。

 その他、ハリスの人物像やハリスとの交渉の詳細がよく描かれています。
 また、徳川斉昭・一橋慶喜・松平慶永の人物像も描かれていて、この本を読むと幕末期に英明と言われている人物に対する評価も変わってしまうのではないだろうか。
 著者の書く斉昭、慶喜、慶永に対する評価は次のようにかなり厳しく書かれています。
 斉昭評:斉昭は、世間一般から抱かれている印象ととおよそ異なる、感情の抑制のきかない、思いついたことを口から出まかせにしゃべって一歩も譲らない、誰とでも見境なく争う、性格の狷介(けんかい)な男だった。虚像と実像に恐ろしく乖離があった。 
慶喜評:堀田にはなにか引っかかった。鼻につくのだ。「英邁」がである。一橋慶喜は「英邁」を鼻先にぶら下げている。それが鼻につくのだ。英邁が鼻につくだけではない。おそらくなにかにつけ口出しするようになるだろう。次の将軍なっていただきたくない。
 慶永評:松平慶永という殿様は、つねに時勢を憂えていなければ気のすまない、あからさまにいうと時勢を憂えることが好きな、早い話が騒ぎ立てるのが好きな、それで世間に認められよう、賢侯と思われようと考えていた、ありていに言うと目立ちがり屋の殿様だった。
 
文庫で800ページを超す大作であるが、日米修好通商条約調印前の幕府の動きがわかるおもしろい小説です。
# by wheatbaku | 2009-03-21 15:20 | 江戸に関する本
御府内八十八ケ所巡り(7) 神宮前・恵比寿・目黒地区
 今回は、神宮前、恵比寿、目黒地区です。
 ここは、神宮前に龍巌寺、恵比寿に室泉寺、目黒に高福院と、それぞれ1ヶ寺があります。従って、1ヶ寺廻ったら、駅に戻り、さらに次に向かうという参拝の仕方をしました。
 
 御府内八十八ケ所巡り(7) 神宮前・恵比寿・目黒地区_c0187004_1823648.jpg9番 龍巌寺
 地下鉄銀座線外苑前駅から10分にあります。しかし、お寺の入り口が外苑西通りに面しているものと思い込んでいたので、お寺の周りを一周することとなり、余分の時間がかかりました。

 御府内八十八ケ所巡り(7) 神宮前・恵比寿・目黒地区_c0187004_18234182.jpg



       お寺は勢揃坂に面してあります。勢揃坂は、源義家が奥州征伐に向かう途中軍勢を勢揃いさせたという由来のある坂だそうです。
 境内は、緑が多く、都会にいるのではなく、林の中にいるかのような気分になります。
 寺務所がどこにあるかわかりませんでしたが、事前に電話で連絡しておいたため、本堂から奥さんが出てこられて、御朱印をいただきました。

 御府内八十八ケ所巡り(7) 神宮前・恵比寿・目黒地区_c0187004_1824080.jpg7番 室泉寺
 JR恵比寿駅から10分にあります。 境内は、緑も多く、閑静な雰囲気が漂っていて落ち着きがあります。
 参拝した時間が、法事の直前のようで、ご住職は袈裟をきたままで、御朱印を書いていただきました。
 また、本堂にも昇りお参りしました。お忙しいところありがとうございました。

御府内八十八ケ所巡り(7) 神宮前・恵比寿・目黒地区_c0187004_18242640.jpg

 明治通りからは、住宅街の中の昔の参道の面影が残る道を通ってお寺に向かいます。石段の上の山門は趣がある山門です。




御府内八十八ケ所巡り(7) 神宮前・恵比寿・目黒地区_c0187004_18233297.jpg  4番 高福院
 JR目黒駅から2分。 目黒通りから少し入ったところにあります。
 毎年秋に行われる「目黒さんま祭り」のメイン会場となる誕生八幡神社の東側が、参道入り口になります。
 参道から本堂までは短いし、本堂の前に車が駐車されていたので境内は狭いのかと思いましたが、地図をみると意外と広い境内のようです。
 
# by wheatbaku | 2009-03-20 13:50 | 御府内八十八ヶ所
  

江戸や江戸検定について気ままに綴るブログ    (絵は広重の「隅田川水神の森真崎」)
by 夢見る獏(バク)
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
以前の記事
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
ブログパーツ
ブログジャンル
歴史
日々の出来事